福井県小学校家庭科教育研究大会
今日は、福井県小学校家庭科教育研究大会(若狭大会)が、
若狭町立三宅小学校で行われました。
そこで講演をしてほしいという依頼を受け、家庭科の先生や、
教育長、校長先生他、福井県の教育機関の方々70名ほどの前で、
講演をいたしました。
京都から、若狭街道を北に約60?。
八瀬、大原の紅葉は今が最高で、車から紅葉狩りをしていました。
昔は、歩いて丸一昼夜かかったと言われている鯖街道。
古のことに思いを馳せながら、昔人の足跡をたどって、
車を走らせました。
朽木宿、熊川宿を超えて若狭町についたのは、13:20。
うちの店からだと、1時間30分ほどで着きました。
到着予定は14:00で、少し時間があったので、学校の近くの
名水「瓜割の滝」を見に行きました。
水を汲みに来る人以外、観光の人もあまりいなくて、
駐車場から300mほど登っていくと、さらさらと滝が流れていました。
その水は、とてもきれいで、少しすくって飲んでみました。
軟らかく、そして、甘いお水でした。
これで、だしを引いても、おいしいんじゃないかなと思いました。
時間になったので、三宅小学校へ向かいました。
三宅小学校では、13時過ぎから、公開授業が始まっていて、
私が着いた頃には、全体会が行われておりました。
先生方の発表や講評が、パワーポイントを使いながら、
されていました。
講演は、15:00から16:20までの1時間20分。
結構な時間があります。
パワーポイントを使って、うちの店と京料理の説明、
昆布や鰹節ができるまでのお話をしたのち、
味覚教育として、小学校でやっているだしの授業を体験していただきました。
普段授業をしていて、感じたこと、子供たちの様子などを
お話して、最後にまとめのお話をいたしました。
〇 生きる力
(五感を使って味わう、食材を知る、料理を知る)
〇 感謝の気持ち
〇 他の人への配慮、気遣い
〇 日本の食文化、日本料理、和食
それは、私たちが子供たちに伝えていきたいことです。
食育は、地道でも続けていくことと少しずつでも広げていくこと。
これが大切なことだと思います。
山ばな平八茶屋 http://www.heihachi.co.jp