門松

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

京都の門松は根引きの松を使います。
小さな松の木を根から引き抜いて、半紙を巻いて水引で結び、
入口の両方の柱に打ちつけます。
年神様が来られるときの目印になるそうです。


お客様をお迎えする門にはよく知られた門松をおきます。
もともとはこちらも根引きの松だったようですが、
いつのころからかこの門松を置くようになりました。


各客室の入口や火を使うところ、トイレには、ちょろけんと呼ばれる
小さなしめ縄をかけ、下にはほし付のお餅(鏡餅の小さいもの)と
ゆずり葉にのせたお雑煮(お餅、海老芋、金時人参、大根を小さく切って
白味噌の汁をかけたもの)を供えます。


                     ちょろけん


                ほし付のお餅とお雑煮

40カ所ほどちょろけんをかけ、お餅とお雑煮を
お供えして、今年1年の無事を祈ります。