小学校での食育授業
毎年、京都市の教育委員会と行っている小学校での食育授業。
今年の私の担当は、山科区にある小栗栖宮山小学校でした。
今回の授業は、2クラス。
午前中に1クラス、給食を一緒にいただいて、午後からもう1クラス。
午後の授業では、KBS京都さんと京都新聞の方が、取材に来られておりました。
11月25日(日)11:30〜11:45のKBS京都の京都市広報番組「京のまち」で、5分ほど
取り上げていただけるようです。
授業は、1クラス 45分×2コマ。
・日本料理って知っていますか?
・だしって聞いたことがありますか?
・味ってどこでわかりますか?
・味わうってどういうことですか?
・今日は、皆さんに味覚博士になってもらいます。
そんな説明をした後、味覚博士になった子供たちに、昆布だし、一番だし、吸い地を
試飲してもらい、その後、調理実習でお吸い物を作ってもらいました。
昆布と鰹で、一番だしを引いたのち、自分たちで味付けをしてもらいます。
大切な人のことを思って、「日本一おいしいお吸い物を作ってください。」
見よう見まねで、子供たちは味をつけていきます。
先生方の注意もあったせいか、各班のお吸い物を味見させていただきましたが、
塩辛いと感じた班は、一つもなかったです。
薄いか、ちょうどいいか。
それにも増して感心したのは、お吸い物の具材は、注ぐと崩れますが、
盛り付けは丁寧にしてくださいと言ったら、
子供たちは、丁寧に盛り付けをした後、崩れないように、
そおっと、そおっと、お吸い物を注いでいたのが、すごく印象的でした。
今回の授業は、盛りだくさんの内容だったのか、時間オーバー。
どちらのクラスも授業の時間を30分ほど越えてしまいました。
それでも、子供たちは、真剣に、一生懸命話を聞いて、
実習してくれていました。
山ばな平八茶屋 http://www.heihachi.co.jp